はい、ミスター・サバイバルです。
ここは「コーヒーブレイク」というコーナーです。
ずっとネットビジネスばかりでは息が詰まることもありますので、
たまには息抜きをしませんか。
ここではミスター・サバイバルが体験したことや感じたことを
休憩室の談話みたいな感じで語っていこうかと思います。
興味があれば、ふらりと立ち寄ってみてください。
では第一回目のお題は
「暗視ゴーグルを付けて運転する」です。
陸上自衛隊野戦演習。
野外で戦争を想定して行われるこの演習は、
一度訓練が始まるとどんな天候になろうが中止になりません。
期間は基本が2夜3日(2泊3日じゃないですよ!)。
長いときは4夜5日、6夜7日もあります。
つまり着の身着のまま、風呂も入れず、布団で寝ることもできません。
また睡眠時間も極端に制限され、常に体を動かす様々な作業や
戦闘訓練が繰り返されるので、もうクタクタに疲れます。
ですので少しでも休憩時間が確保できると、
たとえ土砂降りの雨に打たれようとも雨合羽を着込んで爆睡できます。
さて、戦争中という想定なので夜になると「光」は禁物です。
でも兵隊たちは夜に移動するものです。ライトもつけずに。
そう、闇夜にまぎれて隠密に
そして車両の移動も例外ではありません!!
そこで重宝するのが「暗視ゴーグル」です。
陸上自衛隊では「暗視眼鏡」(あんしがんきょう)と呼びます。
車両のドライバーは暗視眼鏡を付けて粛々と車を走らせます。
山や森の中でもなかなか良く見えるんですね、これが。
ただし、すべて緑色に見えます。
正確には緑と黒のみの世界ですね。最近では映画やゲームなどでも
ゴーグルから見た風景を流すので、ある程度は想像できると思います。
が、演習ではこの暗視眼鏡を付けて
3~4時間ぶっ通しで車を運転することがあります。
これがめちゃくちゃ疲れます。
ところが車両に乗車している他の隊員たちはゴーグルなんて持ってないから
何も見えないわけです。その結果どうなるか・・・?
爆睡!!!
です。。。
これから先、戦争映画やドラマも観る機会があると思います。
その時にぜひ思い出して頂きたいことがあります。
軍用車両の運転担当になった兵士がいたら、
「コイツ、夜も寝れないんだな。。。」
と、ちょっとだけ同情してあげてください。
以上、コーヒーブレイクでした。